隣人はクールな同期でした。

「あー!!
 ジンくんココにいたぁ!!」


どっからともなく
煌月を呼ぶあの聞き覚えのある甘い声は…


「早乙女さん…」


ずっと休んでいたからか
久しぶりに顔を見たな…


「んもう~
 捜したんだからね~!」

「おい、やめろッ」


勢いよく煌月を目掛けて突進。
まわりの状況お構いなく抱き着いた。

お元気そうで何よりです。


「お前…山のキャンプなのに
 そんな軽装で来たのかよ…」


あ…本当だ。
煌月の言うように
確かに彼女の服装は
下は可愛らしいピンクキュロットに
(派手な色の)タイツだが
上は半袖のTシャツ…のみ。
靴はサンダルだけど…
それはキャンプではアリか…


「だって可愛い方がいいんだもん。
 登山じゃないんだし
 コレでいいの♪」

「怪我には気を付けてね?」


一応アタシからも注意はしておくけど…。

さすが早乙女さんというか…
あいかわらず、女子力高めです。


「七星さん
 もしかして陽向さんと同じテント?
 じゃあ…
 私もジンくんと同じテントにしよっと♪」

「は?
 勘弁しろよな」


何か勘違いしてます、早乙女さん。