隣人はクールな同期でした。

早乙女さんが…倒れた?


「それって大丈夫なの!?」

「あぁ。軽い貧血だって。
 今は親戚が付き添って病院に行ってる」

「そう…なんだ」

「気持ちの整理がつかないのに
 思い出話されても逆にツライだけ。
 特にヒナコは…
 血の繋がりがないって事が重荷になって
 何かと負い目に感じてんのに。」


そっか…
一緒に住んでいたとは言っても
早乙女さんからしてみたら
“本当の家族”じゃないって
思ってしまっているんだろう。


「血の繋がりがどうとか関係ないと思うけど。
 “血縁関係=家族”が絶対でも全てでもないんじゃない?
 どういう形であっても
 早乙女さん達の間には愛情があるんだから
 アタシは充分、家族だと思うよ」


難しい法律とかはよくわかんないよ。
でも単純に考えて
そんな事言ったら
養子縁組した人達も
家族じゃないって事になるじゃんって思っただけ。
特別視して線引きする必要があるのか。








(※あくまで個人的な意見です。
  考え方は人それぞれなので賛否はあると思います。
  優しい目で見てください。)