隣人はクールな同期でした。

なんで落としてんのアタシ。
え、何?
なんか動揺した?
いや、そんなワケがない。

コイツは早乙女さんと一緒にいた、だけ。
それって実家にいたって事で…

え、待って…
それってつまり
2人きり…?


頭に過るのは
あの日2人が抱きしめ合っていたシーン。
もしかして
あのまま2人は―――


「大丈夫か!?
 不整脈の発作か!?」

「え?」

「休んでろッ
 あとは俺がやるから!」


ボーッとしながら片づけをしていたらしく
煌月はどうやらアタシが不整脈になったと思ったらしい。


「大丈夫。
 そんなんじゃなくて…」


『ビックリして手を滑らせて…』なんて
何に対してか聞き返されても
アタシが返答に困る…。


「無理すんなッ
 片付けするからそこから離れろッ
 怪我するぞ!」

「え…平気だよ。
 自分で割ったんだし…」


って言ってる間に煌月は掃除を始めだし
アタシはほぼ強制的に追い出されてしまった。

気に…なってるの?アタシは。
だから動揺したって事?

ないない。
それはないって、マジで。
何考えてんだろ。