隣人はクールな同期でした。

「わざわざ来てくださったのよ?
 やっと会えて
 お母さん、嬉しいわ」


またニコニコと笑顔を向けてくれる煌月母に
アタシもとても嬉しかった。

煌月に拒絶されていたら
ココには来られなかったから…
受け入れてくれたコイツには
感謝してる。


「それは良かったな。
 荷物、持って来たから
 棚に入れておくぞ」

「いつもありがとうね。
 でも毎日来てくれるけど
 アナタも少し休みなさいね?」

「俺の事はいいから。
 早く治す事だけ考えろよな」


煌月…
毎日お見舞い来てたんだ。
そんな一面を知らなかったから
しっかりした息子なんだなぁって
ちょっと感心。←何目線だよ。


じゃぁそんな親思いの息子と
意識が戻ったお母さんを
2人きりにしてあげないとだよな。


「じゃぁアタシはこの辺で失礼しますね」

「もう帰ってしまうの?
 まだゆっくりしていけばいいのに…」

「いえ、煌月さんのお体に障ってもいけないので」


丁重にお断りして
アタシだけ病室をあとにしようとすると。


「俺も行くから」


…あれ、アンタもか。

なぜか一緒に病室を出る事に。