隣人はクールな同期でした。

アタシが彼に何が出来たのか
そして何をしてあげられたのか。

付き合っていて
ただ楽しいだけの相手?
最後は“足手まとい”だけが残った?

ねぇ…
アナタにとってアタシは
どんな存在だった…?――――――



「…飲んで帰ろ」


夕方5:30の
定時で終わる時間。

今日は早く帰るつもりで
順調に仕事を終わらせ
鞄に筆記用具やら仕事の資料を入れ
デスクの上を片付け始めていた。


「はぁ…」

なんだからよくわからないけど
陽向さんとの事を考えると溜め息が出る。

別れた相手との過去を思い耽って
答えが出るワケでもないのに
何してんだ、アタシは。



「あ、セツナさん!
 良かったぁ、まだいてくれて。
 もう帰るところかしら?」


パタパタと軽やかな足取りで
広報室に現れた吹雪さん。


「吹雪さん。
 帰るところでしたが…
 もしかして仕事が残っていましたか?
 であればまだやっていきますよ!」


「ううん、違うの。
 もし良ければ今晩
 セツナさんの家に行ってもいいかな?と思ってね」


「・・・え?」



なにいきなり?
どうしてウチに来る?
え…なぜ!?