隣人はクールな同期でした。

「あの人
 そんな事を…」


別れた相手だけど…
ちゃんと見ていたんだ…

少し見直した。←何様だ。


「無理して倒れられたら困るけど
 最後までやり通して貰えるのは
 ありがたい事よ。
 成功するように一緒に頑張りましょうね」


そう言ってニコッと笑顔を向けてくれた。

穏やかなその表情と言葉に
人柄が現れる。
陽向さんが好きになった女性は
優しい良い人なんだろう。

そんな人と付き合ってる陽向さんは
幸せ…なんだと思う。
アタシと一緒にいたときよりも
もっと、ずっと――……




「今日はこの辺にしましょう」

「はい」


予定していたところまで決まったから
キリがいいところで
初日の打ち合わせは終了。


「次回は来週ね」

「あ、はい」


お互いのスケジュールも決まり
ノートパソコンやら資料を片付けていた。
すると――


「ねぇ…
 セツナさん?」

「はい」

「セツナさんがアルトに対して
 恋愛感情がないって言うのなら…」

「はい…」

「私達がどういう関係であっても
 構わないのよね?」

「…え?」

「いいわよ、ね?」


その意味は…何?