隣人はクールな同期でした。

パソコンから目を離し
今度はアタシの方を見た吹雪さん。
その顔は驚いているようにも見える。


アレ?
もしかして何か間違った事を言いました…?


「セツナさんには…
 そう見える?」

「…え、、えぇ、まぁ…」

「…そっか。」


い、意味深すぎるぞ
その反応。

肯定か否定かしてくれ。
次に掛ける言葉が見つからんッ


「セツナさんは
 アルトの事、まだ好き?」


アタシに振られたー!

誤魔化された上に
逆にこっちが答えるのか。


「それはないですよ。
 仕事という部分では
 今も昔も尊敬しています。
 ですがもう…
 恋愛感情はありません」


別れたあのときに
そんな気持ちは置いてきたんだから。

あの頃には、戻れない。


「なので大丈夫です。
 ご心配なさらずとも
 お2人の仲を引き離す事はしません」


一途に想う人の気持ちを裏切ったり
傷つけたりは…もうしたくない。


「そう…」


ほとんど感情を表に出す事もなく
吹雪さんはまた仕事を再開。


思っていたよりも
ドライな反応…


この人と陽向さん…付き合ってるの?
好意はあるの?
謎だ…