隣人はクールな同期でした。

その2日後。


「編集部に所属する事になった
 吹雪レナさんだ」


広報社員の前で
課長が改めて吹雪さんの紹介をした。

彼女と
なぜか隣には陽向さんもいる。


「陽向くんとは
 転勤先だった出版社の同僚のようだ。
 外国に在住して長いから
 向こうの情報を多く知っていて
 こちらとしてもとてもありがたい」


会社としても
吹雪さんの存在は必要不可欠。

海外が最先端を行ってる事はよくわかってる。
だからこそ少しでも
この会社として、広報としても
“+”になる人は嬉しい。

そんな大事な人材なんだから
そういう人にはベテラン担当者が就くべき。


「今回のコラボの広報だが
 吹雪さんの強い希望もあって
 担当を七星にする」

「・・・へ?」


なんだって?
今アタシ呼ばれました?


「広報に力を入れていくから
 まわりも協力をしていくように」


“以上!”って言って
全員解散したけれど。
こっちは解散してる場合じゃない。


「課長どういう事です!?
 どうしてアタシなんです!?」


慌てて課長室に駆け込み
思わず声を上げてしまった。