隣人はクールな同期でした。

やばいッ、気付かれるッ


思わず咄嗟に建物の影に隠れてしまったけど…
別にアタシが隠れる必要ないよね。
悪い事をしたワケじゃないんだから。
むしろ隠れてコソコソ見てるほうが怪しい気が…。


それにしても
あの美人…誰だ?


見た目の年齢は
アタシとそれほど変わらないくらいか?
肩まであるストレートな黒髪に銀縁眼鏡。
とにかく細くて長身で足が長ッ
170cmはあるのでは。
タイトスカートとヒールが似合う。
あとは…


「胸がデカい…」


こんな公の場で声に出して誰かに聞かれてたら
ただの変態・変質者ですよ、はい。

でもあの動くたびに揺れる豊満な乳…
女のアタシですら目が行ってしまうほど。
このフェロモンが駄々漏れしてる人は
いったい誰です?


って…ダメだ。
自分のと比較しちゃいけない。
落ち込んで惨めになるだけ。


落ち着いた雰囲気と佇まいに秘書感があるけど
陽向さんと親しげに話しているから
知り合いって事には間違いないよね?


「もしや彼女…?」


なんにしても今は話し掛けない方が良さそ。