出来上がったのは
まだ、真っ暗な早朝。6時すぎだった
「ようやく出来上がったわね。チョコ
美味しそうじゃない。心菜」
「ありがとう。心愛」
「いいのよ」
うん。相手が祐介じゃなくてもいい
相手がだれであれ、このチョコを上げられればいい
「ねぇ、心愛。あたし、きっと
まだ祐介のことが好きなんだと思う」
「知ってる」
「へ?」
「心菜を見てればわかる。
第一、祐介君と同じこの学校きたくて、頑張ってた
心菜を見てたら、分かるでしょ」
そうなんだ
「でも、元に戻れるといいわね?
そしたら、あたしも心菜と一緒にデートできるし」
え?
「まぁ、祐介君かどうかは別だけど」
そりゃそうだよね



