陸先輩に恋した日


目を向けると談話コーナーの椅子で気持ちよさそうに寝ている先輩

、、、かっこいいな、、

大きな窓から夕方の日の光がちょうどよく先輩の髪にあたる

先輩のきれいな黒髪がいい感じにきらきらと反射して見える



「ていうことで私たちは帰るから。たっくんによろしく言っといて」

「あ、はい。」

「んじゃーね~。
、、、、あ、そうだ後輩ちゃん」


こそこそと先輩の一人が私に耳打ちをした

その内容はとても大事なことで



「、、、え?それって」

「ふっふっふ。ってことでたっくんのことよろ~」



私の陸先輩を残し2人は帰ってしまった。

うれしいことに手を振ってくれたので私も遠慮がちに振り返す

なんか、すっごく優しい人たちだったな

少し話ただけなのに怖いなと思っていたことがなくなってしまった