まだ結構速い時間だからか、 あまり混んでおらず、すぐに名前を呼ばれた。 3番、と掛けられている部屋のドアを開ける。 「…やぁ、久しぶりだね。」 「お久しぶりです。…お父さん。」 俺は用意されていた椅子に座った。 「最近調子どうだ。 うまくやってるのか。」 「うん、なんとか。 でもやっぱりきついかな。」 俺がこういうと、お父さん、先生は 必ずと言ってもいいほど 『気持ちの問題だよ』 と言っていた。 俺は幼い頃もっと心配してくれても… と思っていた。 だけど、今だからわかる。