空の下にいるときに。


「どうぞ。」

メガネを掛けている彼にキュンとする。

「メガネだっけ?」

「いつもはコンタクト。」

部屋はなんだか男の人って感じで

ほとんどが黒と白とで統一されていた。

「ごめん、勉強中に」

「いや、休憩しよーかな、って思ってたから大丈夫」

そう言いながら颯は椅子に座った。

わ、難しそうな問題解いてますねぇ。

「よくそんなの解けるよね。」

「は?…あー、まぁ勉強したらな。

解けないの?」

「無理よ、わたし成績下の方だし。」

そういうと彼の顔が少し強張った。

「は?まじで言ってんの?」