見上げると、真剣な顔のマネージャーが。

「電話。」

「誰からすか?」


「事務所の社長から。」

うわ…
まじか……。


てか、なんで?


嫌な予感しかしねー。

怒られんのか、俺。


何もやってねーと思うけど。


「はい、代わりました。柊木です。」

何の話されんのか分からなくて怖いけど、電話に出る。


「ちょっと話があるから、仕事終わったら事務所まで来い。」


え、やべーやつじゃん。


「……はい、分かりました。」