「大丈夫ですか?わかりますか?」
次に駆け寄った人は、頭から流血してる。
「貴方は大丈夫?」
「はい……。でも、私を庇って椅子で……」
彼女なのか、膝枕をしてる放心状態の女性。
怪我はなくても泣いており、ぎゅっと彼のシャツを掴んでる。
「手を離せる?」
「私のせいなんです……」
「……ダメか」
白いワンピースが赤く染まってる事も気にせず、我を失ってる女性を無理に動かせばパニックを起こすかも知れない。
頭部以外を触診。
腹部にも複数回、蹴られたか殴られた形跡がある。
「……ちょっとごめんね」
女性に声を掛けながら体位交換し、脈を取りながら傷をチェック。
パックリ割れた傷。
今すぐ血腫を出す必要もあるだろう。
「友田君、遥真さん呼んで」
「はい」
「そこの救急隊の人。2人で彼女を離して。多分パニクるから、気を付けて」
「「わかりました」」
遥真さんを待つ間、彼女を引き剥がしに掛かる。
「嫌……っ!嫌だ……!!;;」
救急隊員の2人が女性の小脇を抱えた瞬間、私は彼女のシャツを掴む手を離させ、男性の頭を抱えた。
「やっちゃってるなー……。奥を頼む」
「行ってきます」
遥真さんとバトンタッチし、私は店内へと脚を踏み入れた。
次に駆け寄った人は、頭から流血してる。
「貴方は大丈夫?」
「はい……。でも、私を庇って椅子で……」
彼女なのか、膝枕をしてる放心状態の女性。
怪我はなくても泣いており、ぎゅっと彼のシャツを掴んでる。
「手を離せる?」
「私のせいなんです……」
「……ダメか」
白いワンピースが赤く染まってる事も気にせず、我を失ってる女性を無理に動かせばパニックを起こすかも知れない。
頭部以外を触診。
腹部にも複数回、蹴られたか殴られた形跡がある。
「……ちょっとごめんね」
女性に声を掛けながら体位交換し、脈を取りながら傷をチェック。
パックリ割れた傷。
今すぐ血腫を出す必要もあるだろう。
「友田君、遥真さん呼んで」
「はい」
「そこの救急隊の人。2人で彼女を離して。多分パニクるから、気を付けて」
「「わかりました」」
遥真さんを待つ間、彼女を引き剥がしに掛かる。
「嫌……っ!嫌だ……!!;;」
救急隊員の2人が女性の小脇を抱えた瞬間、私は彼女のシャツを掴む手を離させ、男性の頭を抱えた。
「やっちゃってるなー……。奥を頼む」
「行ってきます」
遥真さんとバトンタッチし、私は店内へと脚を踏み入れた。

