失翼の天使―wing lost the angel―

「俺は良いんだよ!俺は誰がどう見ても、優海一筋だからな」



「「…………」」



「だから、そうじゃなくてですね?;;」



副島君まで加わり、2人がかりで賴真に説教交じりで人の気持ちというものを教えてる。

--プップーッ



「鷺沼総合病院、救命救急センター」



愕然としてるとホットラインが鳴り、溜め息を吐きながら受話器に手を伸ばし、出た。



『■■工場で爆発が起こりました。負傷者多数で、軽傷者は〇〇市民病院が受け入れ。重傷者3名お願いします』



「了解。運んで下さい」



賴真も宮本先生も居る為、受け入れを許可。

副島君を賴真に。

松枝君を宮本先生につかせ、私は姉に介助へと入って貰う事に。

マスクを着けながら搬入口へと行き、1台ずつ患者さんの容態を聞き、初療台のどこへ運ぶかを決める。

--ピーポーピーポー



「4台目??聞いてませんよ!!」



「お願いします!」



「……松枝君!鷺沼先生に確認しながら2人目の方の処置して!」



「わかりました!!」



聞いてないからと言って、4人目の患者さんの受け入れをここまで来て拒否する事は出来ない。

白車へと乗り込みながら松枝君に指示を出した。