「主任、あの男性お願い。呼び掛けに反応してるし、とりあえずドライバーの男性から診る」
「わかりました」
仙田さんに助手席の男性を任せ、私は友田君を引き連れてドライバーが挟まる方の車へと近付く。
前輪がぶつかり合った事で持ち上がってる。
「鷺沼総合病院の長崎です。わかりますか?」
消防が用意してくれた脚立へ登って意識確認。
だが、返事はない。
脈は微かに触れるも、レベルが低い。
「後部座席からアプローチ出来ます?」
「ドア破ります!」
後部のドアをこじ開けて貰い、シートを倒して貰って交代。
挿管し、挟まる脚の状態をチェック。
「……切断しよう。このままじゃ心臓も持たない」
苦渋の決断を下し、救出を待たず脚を切断して出す事を決意。
過去の経験は一度だけ。
糖尿病の重篤患者さんの腕を切っただけ。
ましてや体勢的にも、厳しいけど、助ける方法が、今の私にはそれしかなかった。
「20代男性です。お願いします」
病院に連絡を入れ、処置後第一優先で運ぶ。
慣れない友田君と、救命士の資格を持つ救急隊員を介助につけて何とか車から出せる状態に。
担架の上で最終処置し、仙田さんを付けて病院へと向かわせる。
「わかりました」
仙田さんに助手席の男性を任せ、私は友田君を引き連れてドライバーが挟まる方の車へと近付く。
前輪がぶつかり合った事で持ち上がってる。
「鷺沼総合病院の長崎です。わかりますか?」
消防が用意してくれた脚立へ登って意識確認。
だが、返事はない。
脈は微かに触れるも、レベルが低い。
「後部座席からアプローチ出来ます?」
「ドア破ります!」
後部のドアをこじ開けて貰い、シートを倒して貰って交代。
挿管し、挟まる脚の状態をチェック。
「……切断しよう。このままじゃ心臓も持たない」
苦渋の決断を下し、救出を待たず脚を切断して出す事を決意。
過去の経験は一度だけ。
糖尿病の重篤患者さんの腕を切っただけ。
ましてや体勢的にも、厳しいけど、助ける方法が、今の私にはそれしかなかった。
「20代男性です。お願いします」
病院に連絡を入れ、処置後第一優先で運ぶ。
慣れない友田君と、救命士の資格を持つ救急隊員を介助につけて何とか車から出せる状態に。
担架の上で最終処置し、仙田さんを付けて病院へと向かわせる。

