「璃桜くん,忘れ物ない?」
「だいじょうう」
「よし。じゃぁ行こうか」
あたしは,玄関を出ると,璃桜くんに勝手に行かない様にだけ注意をし,鍵を掛けて1階へと下りて行き,手を繋いで目的地…バイト先の編集社へと歩き出した。
「ココたん,どこいくの?」
「今は,ココちゃんが働いてる所に向かってるんだよ」
「ボクもいってもいいの?」
「大丈夫だよ。少しだけお話するだけだから。その後,買い物に行くからね」
「うん♪」
最寄り駅に着くと,あたしはカバンから電子マネーパスの入ったカードを取り出す。
「璃桜くん,こっちよ」
「…?」
切符を買わない事が不思議たったのか,璃桜くんは
「ココたん,でんちゃのゆの?」
「そうよ。2つ隣の駅だからね」
「きっぷは?」
あたしが璃桜くんに〝大丈夫だから…〟っと言って,駅長さんの居る所に行き,
「璃桜くん先に通ってね」
「ココたんは?」
「ココちゃんは後ろに…」
少し不安そうな顔をしてる璃桜くんに,あたしは電子マネーパスをカバンのポケットに入れて,
〝おいで〟っとしゃがんで両手を広げて璃桜くんを抱っこをし,再びカバンのポケットから電子マネーパスを取り出して,『ピッ』っとICを翳すところに翳して改札口を通り,ホームへと行き,丁度来た電車に乗り込んだ。
2つ隣の駅に着き,あたしと璃桜くんは,電車から降りる。
「璃桜くん,大丈夫?」
「うん。」
璃桜くんは,元気に返事をすると,何も言わなくてもあたしと手を繋ぐ。
改札口近くになると,あたしは,取り出しやすい様にカバンのポケットに入れていた電子マネーパスを取り出すと,
「ココたん,ボクが『ピッ』ってしたい」
「いいけど…届く?」
「だっこちて」
璃桜くんは,両手を広げてあたしに抱き着いてきた。
あたしは,璃桜くんに電子マネーパスを渡して抱っこをし
ICを翳すところに,璃桜くんに翳して貰った。
「出来たね」
「うん♪ぁぃ。こえかえしゅ」
璃桜くんは,電子マネーパスをあたしに返して来て,下に下ろすと手を繋いで〝いこ?〟っとあたしを引っ張って歩き出した。
しばらく歩くと,あたしのバイト先の編集会社の建物が見えた。
「見えて来た」
「あえ?」
璃桜くんは,編集会社を指差す。
「そうだよ」
「おっきいね」
「そうだね。大っきい建物だよね。」
編集会社の入口前に着くと,あたしは足を止めた。
「ココたん?」
「璃桜くん,ちょっとストップね。」
「どちたの?」
「ん?ココちゃんと一緒に働いてるお偉いさん(編集長)に電話するから…ちょっと待っててくれるかな」
「いいよ」
璃桜くんは,そう言うと,あたしと手を繋いだまま賢く待っている。
あたしは,新しくなったスマホを取り出して,電話を掛けた。
丁度,会議や何やで忙しい時間帯ではある為,出れない可能性が高かったが,編集長は『トゥルルル…』っと数回のダイヤル音で電話に出てくれた。
{はい。十時(トトキ)}
「お疲れ様です。雑用バイトの五十嵐です」
{おおー五十嵐か。どうした?確か結婚の準備とかで今週は,あんまりシフトに入ってなかっただろ?}
「…その事でお話がありまして…お忙しいのは承知の上で少しお時間頂けませんか?」
{ああ…構わないよ。今,どこに居る?}
「実は…」
あたしは,休みの日だが編集会社の前まで来てる事を説明すると,編集長に〝なら気にせず上に上がって来い〟っと言われたが,出来れば下に下りてきて欲しい…っとお願いすると,編集長は,何かを感じ取ったのか,快く了承してくれ,電話を切った。
「だいじょうう」
「よし。じゃぁ行こうか」
あたしは,玄関を出ると,璃桜くんに勝手に行かない様にだけ注意をし,鍵を掛けて1階へと下りて行き,手を繋いで目的地…バイト先の編集社へと歩き出した。
「ココたん,どこいくの?」
「今は,ココちゃんが働いてる所に向かってるんだよ」
「ボクもいってもいいの?」
「大丈夫だよ。少しだけお話するだけだから。その後,買い物に行くからね」
「うん♪」
最寄り駅に着くと,あたしはカバンから電子マネーパスの入ったカードを取り出す。
「璃桜くん,こっちよ」
「…?」
切符を買わない事が不思議たったのか,璃桜くんは
「ココたん,でんちゃのゆの?」
「そうよ。2つ隣の駅だからね」
「きっぷは?」
あたしが璃桜くんに〝大丈夫だから…〟っと言って,駅長さんの居る所に行き,
「璃桜くん先に通ってね」
「ココたんは?」
「ココちゃんは後ろに…」
少し不安そうな顔をしてる璃桜くんに,あたしは電子マネーパスをカバンのポケットに入れて,
〝おいで〟っとしゃがんで両手を広げて璃桜くんを抱っこをし,再びカバンのポケットから電子マネーパスを取り出して,『ピッ』っとICを翳すところに翳して改札口を通り,ホームへと行き,丁度来た電車に乗り込んだ。
2つ隣の駅に着き,あたしと璃桜くんは,電車から降りる。
「璃桜くん,大丈夫?」
「うん。」
璃桜くんは,元気に返事をすると,何も言わなくてもあたしと手を繋ぐ。
改札口近くになると,あたしは,取り出しやすい様にカバンのポケットに入れていた電子マネーパスを取り出すと,
「ココたん,ボクが『ピッ』ってしたい」
「いいけど…届く?」
「だっこちて」
璃桜くんは,両手を広げてあたしに抱き着いてきた。
あたしは,璃桜くんに電子マネーパスを渡して抱っこをし
ICを翳すところに,璃桜くんに翳して貰った。
「出来たね」
「うん♪ぁぃ。こえかえしゅ」
璃桜くんは,電子マネーパスをあたしに返して来て,下に下ろすと手を繋いで〝いこ?〟っとあたしを引っ張って歩き出した。
しばらく歩くと,あたしのバイト先の編集会社の建物が見えた。
「見えて来た」
「あえ?」
璃桜くんは,編集会社を指差す。
「そうだよ」
「おっきいね」
「そうだね。大っきい建物だよね。」
編集会社の入口前に着くと,あたしは足を止めた。
「ココたん?」
「璃桜くん,ちょっとストップね。」
「どちたの?」
「ん?ココちゃんと一緒に働いてるお偉いさん(編集長)に電話するから…ちょっと待っててくれるかな」
「いいよ」
璃桜くんは,そう言うと,あたしと手を繋いだまま賢く待っている。
あたしは,新しくなったスマホを取り出して,電話を掛けた。
丁度,会議や何やで忙しい時間帯ではある為,出れない可能性が高かったが,編集長は『トゥルルル…』っと数回のダイヤル音で電話に出てくれた。
{はい。十時(トトキ)}
「お疲れ様です。雑用バイトの五十嵐です」
{おおー五十嵐か。どうした?確か結婚の準備とかで今週は,あんまりシフトに入ってなかっただろ?}
「…その事でお話がありまして…お忙しいのは承知の上で少しお時間頂けませんか?」
{ああ…構わないよ。今,どこに居る?}
「実は…」
あたしは,休みの日だが編集会社の前まで来てる事を説明すると,編集長に〝なら気にせず上に上がって来い〟っと言われたが,出来れば下に下りてきて欲しい…っとお願いすると,編集長は,何かを感じ取ったのか,快く了承してくれ,電話を切った。
