呼び出し音の後に聞こえる 「ハッロー、エルちんイケメンがまだ届きませんよー」 相変わらずなテンションなママ。 「忙しい時間にごめんね。ママにお願いあるんだけど。」 真剣な声のトーンに気づいたのか 「どうしたの?」っとママも真剣な声になった。 「ママのお店あるでしょ?ホストの方の。今日はイベントやってるんだけどママ知ってる?」 「あー、奏のバースデーでしょう?一応聞いてるけどそれがどうしたの?」 「ママ一生のお願い、VIP使わせてくれないかな?」 「無理!」 ママの返事は、即答だった。