「ごめん、言い訳させて。」 私はそれを黙って聞くしかない。 「あの日、確かに鈴と会った。やましいことがあるとかじゃなくて、ただ置き忘れていたものを取りに来ただけで本当に何もなかったよ。家にもあげていないし。頭を撫でたのは、枯葉のクズでもついてたの払ったんじゃないかな?そのことは本当に覚えていないくらいなんだ。ごめんね。」 今の今まで元カノの名前なんか知らなかった。鈴って言うんだ。 「あはは、、」 笑いしかでない。 なんだそれ? でもそれが真実なんだ。 自分が向き合わなかった真実。