マリーゴールドが咲く前に





「 きっとわたしは 、 川瀬くんを許せない 」

「 川瀬くんと出会って今まで 、
幸せってどこにあった ? 」



言いたいことを全て言って立ち去る 。



「 待って蜜 ! 」



後ろから抱きしめられる 。



「 本当にごめん 。
嫌な思い出にしてしまって … でも 、 」



大嫌いな川瀬くんの香りは 、


わたしを狂わせて離さない 。





「 もう遅いし 、 何言っても無駄だけど 、
もう一度チャンスをくれないかな 」




わたしの体に絡まっている川瀬くんの手 。






わたしはその手に触れた 。