ふにゃっと笑ってわたしに優しくキスをした 。 本当は川瀬くんも余裕なんてなかったんだ 。 これ以上だめなのはわかってる 。 そう言ったってやめられない 。 どうやって終わらせるのかもうわからない 。 重ねた手と手はオレンジ色に染まったまま 。