「 忘れさせない 後悔もさせない 」




川瀬くんがこっちを向いて目が合う 。




「 もう 戻れないね 」




ボソッと呟いた 。




「 好きだよ 、 蜜 」




狡い魔法をかけられる 。





「 俺は蜜だけの俺 蜜は俺だけの蜜 」