「勝手に一人で見に行ったら…?

それはそうとお前、空想は好きじゃなかったんじゃないのか」

「あれは…現実じゃない事が好きな子は

将来とんでもないことになるってのを信じたから…」


声がだんだん小さくなる。そしてプリュイは無理矢理話を戻した。


「って違うでしょ!?列車に乗ったら…火星や土星見れるかな?あと月も」

「見れるんじゃないのか…?宇宙だし」

「シエルは素っ気無いねー…」

「乗れるとすれば俺が先に乗るかもな。だって…うっ」


…なんか変だ。頭はぼんやりして胸は痛くて苦しい。