夜になり、抜け出したかと思えばプリュイが。

物音を出してしまったせいで俺の事がばれてプリュイはいつものように怒鳴った。


「お前はいつから俺の保護者になったんだ?」

「話を変えないでよ…本当に心配なんだからねっ?」


心配しているという事は分かっている。だけど心配をされるのは俺にとっては嫌な話だ。


「別に心配される理由なんてないな」

「シエルのバカ…もう好きにすればいいんだよ」