「え!?」
「去年、奈々が俺のために連れてってくれた
だろ?
今年は、奈々のために行こ?」
「うん!!」
さっきまで寝ぼけてたのに、ご機嫌な奈々は、そのまま飛び起きた。
そのままパタパタとトイレに走っていき、3分後、
「海翔!!!」
と叫んで戻ってきた。
そんな奈々がかわいくて、俺はにこにこととぼける。
「奈々、どうした?」
「どうしたやない!!
海翔、これ!!」
奈々は自分の左手を俺の目の前に掲げる。
薬指には、結が寝てる間にはめた指輪が光ってる。
0.5カラットのダイヤの左右に小さなサファイアをあしらった立て爪リング。
「ちゃんと、さっき言っただろ?
奈々、誕生日おめでとう。」
「けど、けど、これ!?」
「うん。
奈々、結婚しよ?
俺、奈々と家族になりたい。
奈々と暮らして、いつか子供ができて、
歳をとって。
そういう全ての事を奈々としたい。」
俺がそう言うと、奈々は、
「海翔のアホ!!」
と叫んだ。
「去年、奈々が俺のために連れてってくれた
だろ?
今年は、奈々のために行こ?」
「うん!!」
さっきまで寝ぼけてたのに、ご機嫌な奈々は、そのまま飛び起きた。
そのままパタパタとトイレに走っていき、3分後、
「海翔!!!」
と叫んで戻ってきた。
そんな奈々がかわいくて、俺はにこにこととぼける。
「奈々、どうした?」
「どうしたやない!!
海翔、これ!!」
奈々は自分の左手を俺の目の前に掲げる。
薬指には、結が寝てる間にはめた指輪が光ってる。
0.5カラットのダイヤの左右に小さなサファイアをあしらった立て爪リング。
「ちゃんと、さっき言っただろ?
奈々、誕生日おめでとう。」
「けど、けど、これ!?」
「うん。
奈々、結婚しよ?
俺、奈々と家族になりたい。
奈々と暮らして、いつか子供ができて、
歳をとって。
そういう全ての事を奈々としたい。」
俺がそう言うと、奈々は、
「海翔のアホ!!」
と叫んだ。