残念な王子とお節介な姫

春山さんは、何をするでもなく、その様子をニコニコと眺めとった。

3人で朝ごはんを食べ終わると、春山さんは、

「じゃあ、俺は帰るよ。」

と立ち上がった。

「追い返すみたいで、悪いな。」

課長がゆうと、

「いや、元々、今日は夕方から奥さんが
仕事だから早めに帰って子守りしなきゃ
いけないんだ。」

て春山さんはゆうた。

「コンサートか?」

「児童館のクリスマス会のゲストって
言ってたから、俺も息子を連れて見に行って
くるよ。
じゃあな。」

「また、遊びに来いよ。
奥さんと子供も連れて来ていいから。」

「ああ。さんきゅ。」

春山さんはそうゆうて帰ってった。