「するよ。多分。」

「多分って、なんですか?」

「まだ、プロポーズしてないから。
ここが落ち着いたら、彼女を迎えに行こうと
思って。」

「きゃー!!
じゃあ、課長のために、うちも頑張ります!!」

姫崎は、楽しそうに笑って、また仕事に集中した。

こいつは、明るくて元気で、なんとなく、空気が結に似てる気がする。

だからかな?
こんな会って数日の女の子に明け透けに結の事を話してしまうのは。