「仁くんは、何で留学しようと思ったの?」
待ちながら、私が聞く。
「え?
それは… 」
仁くんが珍しく言い淀む。
「何? もしかして、言いにくい事?」
私が聞くと、
「うーん、そうだなぁ…
………ま、いっか。
………実は、俺、ほんとは留学なんてしたく
なかったんだ。」
仁くんが話し始める。
「え? じゃあ、なんで留学したの?」
「俺、大学生になってから、何度か名古屋に
遊びに来てたの、覚えてる?」
「うん。仁くん、いろんなとこ、連れてって
くれたよね。」
「高校の時の友達が、こっちの大学に通ってて
一人暮らししてたから、毎回泊めて
もらってたんだけど、大学2年の冬、絆が大学
合格した直後から、3週間くらいこっちに
いただろ?」
「うん。」
待ちながら、私が聞く。
「え?
それは… 」
仁くんが珍しく言い淀む。
「何? もしかして、言いにくい事?」
私が聞くと、
「うーん、そうだなぁ…
………ま、いっか。
………実は、俺、ほんとは留学なんてしたく
なかったんだ。」
仁くんが話し始める。
「え? じゃあ、なんで留学したの?」
「俺、大学生になってから、何度か名古屋に
遊びに来てたの、覚えてる?」
「うん。仁くん、いろんなとこ、連れてって
くれたよね。」
「高校の時の友達が、こっちの大学に通ってて
一人暮らししてたから、毎回泊めて
もらってたんだけど、大学2年の冬、絆が大学
合格した直後から、3週間くらいこっちに
いただろ?」
「うん。」



