【完】クール男子と極甘シェアハウス




外に出るとすでに暗くなっていた。



春といえやっぱり夜は寒いな...。



羽織もの持ってこればよかったかな。



でも今更、家に戻れないしこのまま行くしかないね。



きっと家に帰るであろう人の波に逆らいながら歩き駅に向かう。



帰ってくる人が多くて私の乗る線と反対側の線は帰宅ラッシュでとてつもなく混んでる。



こういう時空いてるって楽だよね。



私の乗る線は行きで混んでるから帰宅ラッシュの夕方からは空いてる。



そんな電車に乗り込んでちょうど空いてる端っこの席に座った。



2駅しかないけど、短時間でも座ってこういうところで体力を少しでも回復しないと。



2.5時間分の体力を回復しないともたないからね。