「優夜、お前も時間があるなら手伝うんだぞ」



「分かってるよ」



さっきからずっと喋ってなかったよね。



そんなに興味ないのかな?



「コイツ、こう見えて料理とかもできるからいっぱいこき使ってやってね」



「はぁ...」



柊くん料理とかできるんだ。



確かに器用そうだけど料理ができるのは意外だったなぁ。



もしかして私より全然上手かったらどうしよう?



女子の面目まる潰れだよ~



「じゃあお話はこの辺にして引っ越し作業に移りましょうか」



「そうですね。私達の新しい新居に」



ついにシェアハウスが始まるんだ...。



どんな生活に変化するのか全く想像つかないけれど、この人達とだったら上手くいく気がする。



きっと大丈夫!