もうみんなしてどうして私を泣かせようとしてくるの。
「これから一緒に頑張っていこう」
「はい...!」
お母さんが選んだ人は素晴らしい人だった。
「優夜も亜美ちゃんも高校はいつも通り通えるからね。家事は春恵もできるし千佳さんもやりたい時にやれるし亜美ちゃんもできるからみんなで協力してやっていこう」
「ちなみに私も夫も千佳さんも仕事をもっているから亜美ちゃんに任せちゃう部分も出てきちゃうと思うけどいいかな?」
「私も家事大好きなので大丈夫です!いつでも言ってください」
親に頼りきるのは私自身も嫌だから。
バイトしてるとはいえ学生の私が1番暇だしね。
シェアハウスするけどなるべく負担はかけたくない。
そんな思いで私はバイトを始めた。
そのころの気持ちは今でも変わってないよ。



