残された私達の間には気まずい空気が流れる。



どうしたらいい?この状況.....。



質問をぶつけられる空気でもないし、まして告白できる空気でもない。



「....じゃあ、私は家に入ってるね」



この空気感に耐えられなくなった私は家に入るという逃げ道を使った。



私の言葉に対して優夜くんからの返事はなかった。



優夜くんはまだ動揺しているみたいだった。



衝撃を受けとめきれてないんだと思う。



静かに家の中に入って誰もいないリビングを通り抜けて自分の部屋に入る。



電気もつけずにベッドへダイブ。



もう何もかもが分からないよ。



私はどうしたらいいの?どうすることが正解なの?



自分の想いが迷路。