太一に自分の想いを伝えてから数日。
特に変わったことはなく、日常を過ごしている。
太一とは気まずさも多少はあったけれど、萌が仲介役になってくれてまた前みたいに話せてる。
太一が私を避けたいなら避けてくれて構わないけれど、私から避けたりすることは絶対にしないようにした。
彼が私と普通に接したいなら、そうするし気まずい空気を自ら出さない。
3人でいる今の空気感は大好き。
お互いの想いを打ち明けられたからこそ、生まれた空気感だと思う。
だから学校生活も楽しく過ごせてます。
「ねぇ亜美」
そんな日の昼休み、萌と太一とお弁当を食べていた時。
「はっきり聞くけど、告白する気はないの?」
「ゴッ、ゴホッ!!」
唐突すぎて食べていたものを吹き出しそうになった。