.....放課後。
あの時とは違って今回は私から太一を呼び出した。
ちゃんと会って目を見て話したかったから。
私なりの出した答えを想いを伝えるために。
「珍しいな、亜美が俺を呼び出すなんて」
そう言って困ったように笑った太一はどこか哀愁が漂っていた。
私と2人でいることが気まずいんだろうな。
本人は必死に隠してるつもりなんだろうけど、私にはバレてるよ。
「そうだね。私から太一を呼び出すのは初めてかもしれない」
きっと太一はこれから私が何を言うのか分かっているんだろうな。
「17年間も一緒にいてまだ初めてがあるんだな...」
生まれた時からずっと一緒にいて太一に何度も助けられてきた。



