バイト先で倒れたってことはきっともうバレている。
私がずっと必死で隠し続けてきた秘密が。
「分かったわ。色々話したいこともあるでしょうしね。じゃあ亜美ちゃん、また来るからね」
そう言って春恵さん達は部屋から出ていった。
病室には残された私とお母さんの2人だけ。
こんな日が来ないようにずっと頑張ってきたのに。
どうして私はもっと器用に隠し通せなかったんだろう...。
「...亜美、私に隠してることを全て話しなさい」
お母さんはきっと分かってるよね。
私がファミレスじゃなくてカラオケ館で働いてたこと。
あえて私の口から言わせようとしている。
こんな状況になって隠し通せるとは思わない。
もう全てを話すしかない。



