【完】クール男子と極甘シェアハウス




「こんな時間だし、夕ご飯作るね!」



この空気に耐えられず、自ら終わらせる。



だって何してもこの恥ずかしさは消えないから。



「じゃ俺は座って待ってるよ」



優夜くんの顔は見えなかったけど、軽く笑った気がした。



やっぱりバレてるのかな?



自分でも嘘つくのは下手だって認めるよ。



正直言って器用な人間じゃないしね。



さてキッチンに立ったのはいいものの、何も考えてなかった。



何作ろう...?



優夜くんに作るとかプレッシャーがヤバいよ。



もしまずいものを作ったら私の印象は終わるよね。



「優夜くん、嫌いなものとかある?」



「特にないよ。亜美が1番自信あるものを作ってよ」



1番自信あるもの!?



そんな人に堂々と自慢できるような得意料理なんてないんだけどなぁ。