「聞いたら絶対に驚くよ。なんと...あの柊優夜くんなの!」
「え...?」
想像もしていなかった言葉に一瞬、思考回路がストップした。
「柊くんが私を運んでくれた...?」
あの柊くんが私を運んでくれたの?
じゃあ私が意識を失う前に感じたあの温もりは柊くんだったんだ。
「あの場面を見て惚れない女子はいないと思うわよ。颯爽と出てきて周りに的確に指示を出してカッコよかったわ。それに倒れた亜美をなんとお姫様抱っこで運んでいったのよ!」
お、お姫様抱っこ!?
あの目立つのが嫌いな柊くんが私をお姫様抱っこして運んでくれたっていうの?
私とシェアハウスしてるって内緒のはずなのにどうしてそんな目立つ行為をしたんだろう?



