「じゃあ先生はまとめなきゃいけない書類があるから、職員室に戻るわね。帰る時は忘れ物ないように気を付けてね」
「はい。お世話になりました」
先生は軽く微笑んで出ていった。
いつのまにか私の荷物が保健室にあるからすぐに出れる。
誰かが気を利かせて持ってきてくれたんだよね。
同じクラスの人達だと思うから、萌か太一のどちらかかな。
明日会ったらお礼言わないと。
寝てたベッドから起きて乱れた髪を整えて、ジャージから制服に着替える。
くしゃくしゃになったシーツを整えて荷物を持って保健室を出ようとしたとき
いきなり閉められていたドアが開いた。
「先生?何か忘れ物でも...」
と思ったけど、そこにいたのは先生じゃなかった。



