【完】クール男子と極甘シェアハウス




ずっと休みごとに呼び出されると大変だよね。



自分の時間なんてなくなっちゃうもん。



「モテる人も大変なんだね」



私には全く理解できない世界だ...。



この私、ご存じの通り全くモテないもので。



何人もの人に告白されるのはただただ嬉しいことだと思ってたなぁ。



そう思っていた時だった。



「危ない!!」



誰かの叫び声が聞こえた瞬間、



「いっ!!」



頭に強い衝撃が走った。



いきなりの強い痛みに耐えられず、体が崩れ落ちる。



「亜美!?大丈夫!?」



頭がガンガンと痛くて目も開けられない。



何なの、この痛さ...。



「亜美!ねぇ亜美!?」



萌の必死な呼びかけも聞こえているのに、返事ができない。



どんどん意識が遠のいてく...。



「...上田!」



これは幻聴かな。



柊くんの声が聞こえた...気が....した...。