ドアを開けた瞬間に突き刺さるみんなの視線。



なんかいたたまれない気持ちになる。



そんな視線を浴びて萌と太一のところへ行く。



「おはよう~」



「おはよ、亜美」



「よぉ。遅かったな」



「太一の言う通りね。亜美にしてはかなり遅いじゃない」



いつもは太一よりは私の方が早く来てるからね。



萌が1番早いのは変わらないけど。



「アラームかけてたんだけど、気づかなくて...。起きたら結構ギリギリの時間だったんだ」



今日はなんかよく眠れたんだよね。



疲れて寝過ごしたのか、たまたま深い眠りにつけたのか。



本当によく寝たなぁって自分で感じるもん。



普段、朝はもっと眠たいけど今日はスッキリしてる。