お母さんの想いが痛いくらい伝わってきて胸に響いた。



誰よりも辛く苦しい思いをしてきたのはお母さんのはずなのに、私のことを第一に考えてくれる。



こんな優しい素晴らしいお母さんが他にいるだろうか。



確かに小さい頃は毎日が地獄のような辛さだった。



朝がくるたびに憂鬱になってあの人を見るたびに体が震えあがる。



そんな中で私を守り続けてくれたのは紛れもないお母さんだった。



あの時は生まれてきた自分を恨んだりもしたけど、今はお母さんのもとに生まれてきてよかったって心の底から思ってる。



「亜美は私の自慢の娘よ。誰よりも大切に思ってるからね」



「私もだよ、お母さん」



シェアハウスはどうなるか分からないけど、きっと上手くいくよね。