「本当にお世話になりました。さっきはすいませんでした」
「いえ。私こそめちゃくちゃ言ってしまい、すいませんでした。みちやくんと過ごした時間はとても楽しかったです」
こんなテーマパークに来てまで怒っちゃうとか最低だな、自分。
今更、そんな自己嫌悪に陥る。
お母さん達と別れる寸前、みちやくんが私の方へ走ってきた。
どうしたんだろう?
「お姉ちゃん、ありがとう。お姉ちゃんのこと大好きだよ」
そう言って私のことをハグしてくれた。
「私の方こそありがとう。楽しかったよ。ご両親の方とずっと仲良くね。もう迷子にならないように気をつけるんだよ」
「は~い!」
元気な返事をしてみちやくんはご両親のもとに戻っていった。
これで一段落。



