【完】クール男子と極甘シェアハウス




我慢してたけど、だんだん怒りがたまってきた。



だって母親なら心配してちゃんと優しい言葉をかけてあげるのが当たり前じゃないの?



いきなり怒るなんてひどいよ。



こういう時、私は我慢ができない性格なんだ。



「割って入るようで失礼だと思いますが、我慢ならないので言わせてもらいますね」



「急に何よ?」



じろりと見られてちょっぴり怖くなったけど



「迷子になってしまった子どもに対して最初に言うことが違うんじゃないですか?」



「はぁ?あなた、いきなり何なのよ」



「ずっと心細い思いをしてたこみちやくんに対していきなり怒るなんておかしいと思います!」



「おい、上田!」



柊くんが止めに入ってくれたけど、ごめんね。



もう私、止められない気がする。