「本当にいいの?」
「いいよ。2人で探したほうが早いだろ?」
柊くんはいつも困った時にサッと助けてくれる。
クールで口が悪い時もあるけど、心はとても優しい人だと思ってる。
言葉でなんと言おうとも行動で分かるから。
アルバイトのことだって未だに黙ってくれているし、共同生活するなかで助けてもらってる部分は大きい。
言葉が悪い時はちょっとした照れ隠しなのかなって思ったり。
「この子はみちやくん。お母さんとお父さんどちらともはぐれちゃったの」
「みちやくんか。俺は柊優夜。よろしくな」
そうみちやくんに話しかける柊くんの声は優しくて、温かかった。
柊くんでもこんなに優しい声色で話すんだ。
意外な一面を知ってしまったかも...。



