小説家志望の私のノートに書いてた文章集



「次のグループ、行きなさい」

私はイスから立ち上がった。
同じグループの人達も次々と立ち上がり、教室から出ていく。

これから、高校受験の面接の練習がある。
わざわざ面接の練習をする中学校なんて、なかなかないと思う。
まぁ、この学校はムダにプライドが高いし、
失敗して、我が校の評判が落ちないようにするためだろう。

いっつもそうだ。この学校は。
無駄に変なところで厳しい。
だから私はこの学校が好きじゃない。


廊下を歩いて、少し開けた場所に出る。
自分の番が来るまでベンチに座って待つ。
まるで幼稚園にありそうなベンチ。中3の私が座ると違和感がある。


「ここから面接は始まってるからね」

先生が口酸っぱくして言った通りに、ベンチにお行儀よく座る。
本番だとここが控え室だ。
控え室から帰り道まで、面接官はずっと見ている。 一瞬も気が抜けない。

私は深呼吸する。大丈夫、落ち着こう。
順番はまだ回ってこない。

私は、事前に分かっている質問を振り返ることにした。


(こうして見ると、私は本当に
「実際に起きたことを、小説っぽく書く」
ということをしてきたんだなぁと思います。
効果があるのか分かりませんが、まぁ楽しかったっちゃー楽しかったです。)