「とにかく、お付き合いしてる訳じゃないし、
百歩譲って、お付き合いをしてるとしても、
瀬崎さんは離婚してるから、不倫にはならない
わよ。
お母さんが心配するような事は、
何もないから。」
私はそれだけ言うと、入れ終えたお茶とジュースを持って2階へと逃げ出した。
やっぱり、うちに連れて来るんじゃなかったかなぁ。
2階に行くと、美晴と嘉人くんは、お絵描きを始めていた。
「夕凪、ごめん。
美晴ちゃんが出してくれて、
勝手に遊び始めちゃって… 」
瀬崎さんが、声を潜めて申し訳なさそうに言う。
だから、私は笑って言う。
「気にしないで。
あれは、美晴が遊びに来た時用に置いてある
落書き帳なの。
狭い部屋で鬼ごっこされるより、
ずっといいよ。」
百歩譲って、お付き合いをしてるとしても、
瀬崎さんは離婚してるから、不倫にはならない
わよ。
お母さんが心配するような事は、
何もないから。」
私はそれだけ言うと、入れ終えたお茶とジュースを持って2階へと逃げ出した。
やっぱり、うちに連れて来るんじゃなかったかなぁ。
2階に行くと、美晴と嘉人くんは、お絵描きを始めていた。
「夕凪、ごめん。
美晴ちゃんが出してくれて、
勝手に遊び始めちゃって… 」
瀬崎さんが、声を潜めて申し訳なさそうに言う。
だから、私は笑って言う。
「気にしないで。
あれは、美晴が遊びに来た時用に置いてある
落書き帳なの。
狭い部屋で鬼ごっこされるより、
ずっといいよ。」



