そっか。長く付き合ってると いつかそんな日がやってくるのか。 私と青柳くんが別れる日。 ...それっていつなんだろう。 そもそも、私。まだ1度も青柳くんに 好きって言われた事ないんだよな。 葉瑠「あのさ。夏目くん。」 壮吾「何?」 葉瑠「チョコよりも実用的な物って何?」 壮吾「え?何それ。」 葉瑠「青柳くんに言われたんだけど よく分からなくてさ。 チョコよりも実用的な物って 世の中に溢れてると思わない? そもそも、チョコって 実用的な物ではないよね?」 壮吾「まあ、そうだね...」