王様生徒会長と最弱ヒーロー


誰かに聞きたい。でも誰に?
こんな事、いきなり美鈴ちゃんには
聞けないし美乃ちゃん...も困るよね。
あ!こんな時は...!

ープルルルル

壮吾「もしもし?」

葉瑠「夏目くん!ごめんね!
邪魔しちゃって。でも緊急事態なの!」

壮吾「どうしたの?」

葉瑠「あの...!青柳くん家に
泊まる事になって、それで...
お泊まりの準備はしたんだけど
あのお風呂って先に入っていった方が
いいのかな?他に持ってく物とか
あるなら教えて欲しいし、後...」

壮吾「そっかそっか。
遂にその日がやって来たか。」

慌てる私とは違い
夏目くんは楽しそうに笑っていた。