「翔太郎、そろそろケーキ食べ……」
キッチンにいた私はリビングにいる翔太郎をそっと見下ろした。


「あらら、寝ちゃったの?翔太郎?」

慌てて駆け寄る私。



「ダメだ……酔っ払ってるわ…」

私は、翔太郎に毛布をふんわり優しくかけた。



「サプライズは、お預けだわ…」



うふふふふふ
まぁいいか……

可愛くて何とも無防備な温かい寝顔。



私は、翔太郎の頬に、おやすみの口付けをした。



ゆっくり休んでね。
今日は、ありがとう。
明日、楽しみにしててね。